こんにちは。山田です。
最近長野と名古屋を行き来する日々が続いていますが、気温の差にやられています^^;
さて今回は
「よし!うちも頻繁にホームページの手入れをしていこう!」
「ブログもFacebookもとにかく人目につくことは全部やろう!」
と前向きに意気込んでいる方が、やる気と労力を徒労に終わらせない為のチェックポイントをご紹介します。
始めはやる気十分で始めたのはいいものの
「全然反応が無い・・」
「更新してる時間が無駄に感じる・・」
1ヶ月も経たずに脱落していく方はかなり沢山いらっしゃいます。
そんなもったいない結末を迎えない用に、是非チェックしてみて下さいね(^^)
■自分のお客さんは何を見ているのかを考える〜お客さんはどこにいる?
まずは自分が情報を届けたいお客さんが「普段何を見ているのか?」を調べてみましょう。
とは言ってもいきなりテレビや新聞に露出するのは難しいでしょうからこちらが手が出せる範囲、例えば
・チラシ
・地域の情報誌、フリーペーパー
・Facebook
・LINE
・Twitter
・ブログ
こんなところでしょうか?
私はウェブの情報発信のお手伝いをしていますが、必ずしもウェブが全てだとは思っていません。
あくまでウェブは補助の為の道具です。
ウェブで情報発信する際のポイントを書いているのにも関わらず、いきなり話がズレてしまいますが、
「ポスティングやチラシで情報を出した方が良い」と思えば、そちらをオススメします。
大切なのは「お客さんが普段目にするものの中に割り込んで入っていく事、存在をアピールする事」です。
「知られていないということは存在しないことと同じ」
まずは知ってもらう為の露出をどういう方法で行うのか考えてみましょう。
紙媒体とウェブ媒体で決定的に違うのは「出した情報が後に残るか残らないか」です。
紙の方が直接手にとって見れる分即効性は高いのですが、一度ゴミ箱に入ってしまえばそれまでです。
対してウェブの媒体は過去に振り返って読み返すことが出来るので、知ってほしい情報を蓄積する場所としては優れています。
「1年前に出した情報が、今その情報を見ているお客さんの心を動かす」ということも十分にありえます。
情報を貯めれば貯めるほど、初めて見に来たお客さんに多くの切り口から語りかけることが出来るのは、ウェブ媒体の一番の長所といえますね(^^)
■「自分の言いたいこと」ではなく「相手の聞きたいことを書く」
「よ〜し今日から頑張って更新するぞ!」という方によくあるのが、
・「自分の言いたいことをとにかく書きまくる」
・「商品紹介やセールストークの様な記事ばかり書く」
お客さんがちゃんと情報を見てくれる時は
「今ある悩みや問題を解決する情報」か「新たな発見や驚きなど、自分にメリットのある情報」が書いてある時です。
「相手の聞きたい事を察して、先回りして出す」
これが出した情報をキチンと読んでもらう為に一番大切なことです。
お客さんと触れ合うなかで、「ふとした会話の中で教えてあげたら喜ばれた情報」、「よく相談される事」などはメモしておいて更新のネタにしていくと良いですね。
面白い事例だと、以前お会いしたある飲食店の経営者さんは
「一番人気のメニューのレシピをあえてウェブ上で公開した」と言っていました。
「そんなことしたら家で食べられるから、店に来なくなるんじゃないか??」
と思うかもしれませんが、実際はその逆。
「やっぱりなかなかプロの味は家庭では出せないね」と、来店頻度が上がったんです。
またレシピ内容がFacebookやTwitterなど拡散された為、結果的に知名度も上がりました。
自宅にいながら、自分のお店のことを意識してもらう方法としては非常にパワフルな方法ですね。
「あなたのお客さんの聞きたい情報」はどんな内容でしょうか??
■どうやって集客を行うのか〜見に来てもらうまでの道すじを考える
ここでいう集客というのはお客さんをお店や会社に直接呼ぶことではなく、
「Facebookやホームページやブログにどうやって人を集めるか」ということです。
ウェブ上に自分のメディアを持つということは、お店や会社を作る時と非常に似ています。
「ただ作っただけで人が来てくれる」ということは残念ながらありません。
どうやってお客さんに見てもらうかを考えず、ただ発信だけ続けても
「広大な砂漠のど真ん中にお店を広げて、一心不乱に語り続ける」
なんとも切ない状況に陥ってしまいます。
Facebookならまずは「いいね」を増やす。
ブログやホームページなら存在をPOPやチラシで案内する。検索エンジン対策を考える。
見に来てもらう為の道すじを考えておきましょう。
はじめは地道なところからコツコツとやっていくことが大切です。
せっかく頑張って出した情報も誰にも見られなかったら空回りしてしまいますからね。
■まとめ
・お客さんの見ている媒体は何なのか?情報を出す前にまず調べてみる。
・自分の言いたいことではなく、相手の聞きたい事を書く
・自分が出した情報をお客さんが見てくれる様、道すじを考える。
まずは小さな一歩から。
更新には泥臭い努力が必要ですが、上のポイントを守っていけばジワジワと効果が現れてきます。
まずは無心になって3ヶ月頑張ってみましょう。
1週間に1回からでも、大丈夫です。まずは続けることが大切ですよ(^^)