嫌われることを覚悟で、少し強めの言い回しで書く。「若僧が偉そうに」と今まで散々言われてきたが、それでも主張をやめるつもりはない。嫌われてでも言わなければ顧客のためにならないからだ。最悪「あの生意気な小僧が、ふざけるな!」と奮起してくれて結果が出れば良いと思っている。あまりに高圧的な人はこちらからお断りするので、一緒に仕事をする可能性は低いけれど、、、では、さっそく本題に入りたいと思う。自分自身への戒めも兼ねて。理由その1 「わずか10回もチャレンジしない」
自分の仕事を軌道に乗せるまで、一体何回失敗をしたか?お客からクレームを受け、友人からもマイナスな言葉を浴び、自分自身にも苛立つ日々。かつて憧れた人はわずか数日の努力でその地位に上り詰めたのか?今の自分の立ち位置を築くまでにどれだけ改善を繰り返したのか?エジソンも言う通りたとえうまくいかなくても「うまくいかない方法を発見した」だけだ。だったら何がいけなかったのかを突き詰めて、もう一度、さらにもう一度と試せば良い。いくらでも次の施策は見つかるはずだし、真剣にやって次へのヒントが見つからなかった人を見たことがない。筋トレと同じで1度限界を超えるまで頑張って筋力がつけば、今までの全力分のパワーを片手間で出来る様になる。かけだしだったころの自分を思い返して欲しい。理由その2 「時間も労力もお金もかけない」
つまり何もしないということ。今までと同じことをしていて、違う結果を求めるのはどう考えてもおかしい。大抵「失敗してうまくいかなかったら、、、」というリスクに負けている。創業から3年で7割の事業が潰れるというのに、そのリスクは取れて、失敗してもかすり傷にもならないようなリスクは取らない。私なら自分の小遣いと時間が減るくらいのリスクなら全て取るし試す。時間がなければ、専門家の知恵を借りるなり、バイトを雇って任せる。そのお金がなければ自分で本を買ってくるなり、ネットで調べるなりする。そして実行して、改善を繰り返す。私自身、ここ3年間で少なからず300万はセミナーや書籍、教材にお金を払っている。それを時間をかけて学び、試し、ものにして実践することでお金を得ている。サラリーマン時代も小遣いの大半は新たな知識の習得と経験の為に使った。自慢をしたいわけではなく、投資対効果が高いものに金をかけただけのこと。時間には限りがあるから、知識は金で買った方が良いと思っただけだ。それを真似して検証して自分の能力にしていくのが1番早かったからだ。理由その3 「取り組み方を間違えている」
「いつも綺麗な店内を、保つ用にしている」「うちの商品にはこんなこだわりがある」これはリピートさせる為の要素であって、集客する為の要素ではない。1番儲かっている=1番品質が良いわけでは無い。その事実に悔しい思いをしたことが何度もあるはずだ。儲かっているところは売り方が上手い。お客がやってこないのは「そもそも知らない」か「きっかけが無い」からだ。知らせるためにどうするか?来てもらうためにどんな企画をするか?それが集客のスタート。サービスの質の良さは口コミを生む点では大切だが、口コミを生むにはインパクトが必要だ。勝手に口コミを生むほどのインパクトがなければ、口コミだけに頼るのは危ない。それでいて集客をお客任せにするのはギャンブルだ。理由その4 「宣伝をした気になっている」
チラシをまいたブログを更新したフェイスブックを始めた何もしないよりは100倍良いが、効果測定をきちんとしているところが少ない。何人に届けて、どれだけ反響があったのかが分からなければ改善のしようがない。そもそも宣伝の届いている人数が少ないなら増やす努力をする。沢山に届けているのに反響が無いなら、広告の作り方か企画そのものに原因があるので練り直す。どんな反響があったかはデータとして残す。これを繰り返せば自然に成果は上がってくる。最悪なのは何もしないことだが、伝えるだけでは足りない。伝わるようにするのが大切だ。理由その5 「最初から儲けようとしすぎる」
リピートさせる自信があるのなら少しくらい赤が出る企画だって良い。「安物を買うお客は、安い時しかこない」これは正解であり間違いだ。安物買いしかしないお客は確かにいる。フリーペーパーの様な媒体の場合「とにかく安いところを巡る」という客層が存在する。ただチラシやブログの様な自社媒体は別だ。理由は簡単。「興味がなければ見ないから」ただ安いものが欲しい人はフリーペーパーを「無料で手に入るクーポンのカタログ」として見ている。入り口がそれではひっくり返しようがない。自社媒体の場合はそもそも興味がなければ見ないのだからその点では有利だ。「気になるな、、、→あ、クーポンがあるから行ってみよう!」と「クーポン無いかな、、、→あ、この店に行こう!」では全く購買までの思考パターンが違う。それを分かっているから通販会社は最初は赤でも無料サンプルを配っている。利益が出ないならとっくにやめているはずだ。リピートさせる自信があるのなら、「まずは沢山呼び込んでそのお客を皆抱え込む!」くらいの気概が欲しい。その自信が無いのなら、なおさら1度アンケート調査目的でお客を無料で招待した方が良い。人数を限定すれば死ぬほどの負担になることは無いはずだ。疑わしいと感じるなら一回無理のない範囲で試してみて欲しい。どちらにせよ試してもらえなければ永遠にその良さを知ってもらえないのだから。理由その6 「売り込みが悪だと思っている」
自分のところでお金を使わなくてもお客はよそでお金を使うだけ。自分のサービスが他よりお客を満足させられる自信があるなら、ガンガン売り込めば良い。対面で売り込むのが全てではない。対面で売り込めなければメニューを見やすくするなり、読んでもらえる資料を用意するなりすれば良い。それすらも出来ないのならそれはただ自分のサービスに自信が無いだけだ。ーーーーーーーーーーーーーーーー好き放題書いたが、多くの会社や店と仕事をしてきて、このどれかに当てはまっていることが大半だった。何から手をつけて良いかわからない人と一緒に考えるのが私の役割。
2015
17Feb
オーナーが自力で集客出来ない理由 200を超える会社を見て来て思う事

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